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シロアリ予防費用を10年で考える相場と損しない選び方

こんにちは。家庭の害虫対策ラボ 運営者のKuniです。

シロアリの予防って、いざ考え始めると「10年で結局いくらかかるの?」「相場は坪単価で見るって聞くけど、うちだとどうなる?」「薬剤の効果は何年もつの?」みたいに、疑問が一気に増えがちですよね。

さらにややこしいのが、シロアリ防除の費用は業者や工法でブレることと、5年ごとが目安と言われる一方で10年保証を見かけたり、無料点検が付いていたり、補助金や助成金の話が出てきたりするところです。新築10年目の有料メンテナンスで防蟻を勧められて、迷っている方も多いと思います。

この記事では、シロアリ予防費用を10年スパンで整理して、どこにお金がかかりやすいのか、保証や点検の見方、そして後悔しにくい判断のしかたを、できるだけ分かりやすくまとめます。

ポイント

  • シロアリ予防費用を10年で見た相場感と計算のしかた
  • 坪単価・1坪いくらの見積もりの読み解き方
  • 薬剤の効果年数と5年ごとの目安の考え方
  • 10年保証や業者選びで損しにくいチェックポイント

シロアリ予防費用を10年で見る相場と内訳

ここでは「結局いくら?」を整理します。ポイントは、シロアリ予防は1回の金額だけで判断しないこと。10年で見るなら、施工回数(だいたい5年ごと)と、保証・点検・追加費用の出やすさまで含めて考えるのがコツです。

シロアリ予防の相場は坪単価で把握

見積もりでよく出てくるのが「坪単価」や「㎡単価」です。これは分かりやすい反面、何の面積を基準にしているかで金額がズレます。

たとえば「延床面積30坪」と「1階床面積15坪」って別物ですよね。シロアリ予防(床下の処理)がメインなら、基準は1階の床面積で計算されることが多いです。なので、広告の「30坪の家でいくら」みたいな表現は、あなたの家の条件と一致しているか一度落ち着いて確認したいところです。

私が見積もりで最初に見るポイント

  • 「施工面積」が1階床面積なのか、延床面積なのか
  • 単価の中に点検・保証が含まれるのか(別料金が後から来ないか)
  • 床下に入れない家(収納・狭小)など、追加費用の条件があるか

数値は地域や家の状況で変わるので、ここで断定はしませんが、相場の見方としては「単価×施工面積+オプション(必要なら)」で組み立てると、比較がやりやすくなります。

シロアリ防除の費用は1坪いくら

「1坪いくら?」は一番よく聞かれるところです。ここは正直、業者や工法で幅が出ます。

よくあるのは、薬剤散布で“バリア”を作るタイプ(バリア工法)で、坪あたり数千円台〜1万円前後のレンジで提示されることが多い印象です。ベイト工法(餌を使うタイプ)は初期費用が高めに見えやすく、その代わりに点検・管理費が年ごとに発生する設計が多いですね。

見積もりの出方 ありがちな内容 注意したい点
坪単価(例:○○円/坪) 床下面積で計算されることが多い 延床で計算してないか確認
㎡単価(例:○○円/㎡) 面積が明確で比較しやすい 施工面積の算定根拠が必要
一式(例:○○円) 分かりやすいが内訳が見えにくい 点検・保証・追加条件を要確認

そして大事なのが、シロアリ防除の費用は「施工」だけじゃなく、床下の状態でも変わることです。湿気が強い、カビが多い、配管まわりに漏水跡がある、床下に物が落ちている…こういう状況だと、作業時間も増えて見積もりが上がることがあります。

金額はあくまで一般的な目安なので、最終的には現地確認の見積もりで判断し、気になる点は遠慮せず質問するのが安全です。

シロアリ予防は5年ごとが目安

「5年ごとが目安」と言われやすいのは、ざっくり言うと薬剤の効き目が永遠ではないからです。多くのケースで、施工後しばらくは効いても、時間が経つと効果は薄れていきます。

だから10年で考えるなら、単純に「1回分」ではなく、5年ごとに2回やる可能性を前提に予算を組むほうが現実的かなと思います。

ここは誤解しやすいポイント

5年ごとが絶対の正解という意味ではありません。建物の構造(床下の環境)、過去の雨漏り・水漏れ、周辺環境(木材・段ボールを地面に置いている等)でリスクは変わります。

不安なら、いきなり契約より先に「点検だけ」や「床下の写真で状況を見せてもらう」を挟むと、無駄打ちしにくいです。

10年保証付きのシロアリ駆除とは

10年保証って聞くと「薬剤が10年効く」みたいに感じますが、実際はそう単純じゃないことが多いです。

よくある仕組みとしては、5年保証が基本にあって、途中で点検(場合によっては再施工や有料メンテ)を入れることで、結果として10年の保証枠に伸びるタイプですね。つまり、保証は“条件付き”であることが多いです。

私が10年保証を見るときは、次を必ず確認します。

  • 保証の対象が「再施工」なのか「修繕」まで含むのか
  • 定期点検が必須か(費用が別か)
  • 薬剤再施工が条件になっていないか
  • 床下の改修・増築・リフォームで保証が切れないか

保証は安心材料ですが、細かい条件を読まずに“お得そう”だけで決めると、後から「それは対象外です」となりがちです。正確な条件は各社の公式サイトや約款をご確認ください。

薬剤の効果は何年もつのか

薬剤の効果年数は、商品や環境で変わります。しかも、同じ薬剤でも「乾燥しやすい床下」と「湿気がこもる床下」では体感の安心度が違います。

なので私は、効果年数を“数字だけ”で判断しないで、次の2つをセットで考えるのが良いと思っています。

  • 薬剤の想定持続年数(多くは5年あたりが目安になりやすい)
  • 家のリスク(湿気・水漏れ・換気・木材の置き方・外周環境)

不安が強い人ほど、年数の長さよりも「点検の質」と「説明の分かりやすさ」を重視したほうが、結果的に安心して続けられることが多いです。最終的な判断は専門家にご相談ください。

シロアリ予防費用を10年で抑える業者選び

ここからは、費用を“削る”というより、ムダや後悔を減らして、10年トータルで納得しやすくするための選び方です。安さだけで決めると、保証や点検が弱くて別途費用が出たり、そもそも必要な箇所が十分に処理されないリスクもあります。

無料点検の有無と点検内容

無料点検はありがたい一方で、「無料」の中身は本当にバラバラです。私が“良い無料点検”だと思うのは、少なくとも次を満たすものです。

  • 床下の写真(または動画)で、見た内容を説明してくれる
  • 水漏れ跡・カビ・蟻道など、リスク要因の指摘が具体的
  • 「今すぐ施工」だけでなく、見送る判断も説明してくれる

逆に、点検が短時間で終わって説明がふわっとしている場合は、相見積もり(比較)をおすすめします。シロアリは見えない場所の話になりやすいので、説明の透明性が大事です。

注意

点検口がない、床下が極端に狭い、荷物が多いなどの場合は、点検自体が難しかったり追加費用が出ることがあります。事前に条件を確認しておくとトラブルを減らせます。

補助金や助成金で費用を軽減

シロアリの予防や駆除に対して、国の制度として“ドン”と出る補助金は、一般的には多くありません。ですが、自治体によっては住宅リフォーム系の枠に含まれたり、条件が合えば支援制度が使えるケースがあります。

また、状況によっては税制面(例:雑損控除の対象になりうる話)に触れることもありますが、これは条件が細かいので、私は自己判断で決めないのが安全だと思っています。

やることはシンプル

  • お住まいの自治体サイトで「住宅リフォーム 補助金」「改修 補助」などを確認
  • 対象工事に「害虫対策」「防蟻」「修繕」が含まれるかチェック
  • 申請タイミング(工事前申請が必須のことも)を確認

正確な情報は自治体・税務署などの公式情報をご確認ください。最終的な判断は専門家(自治体窓口、税理士など)にご相談ください。

新築10年目の有料メンテナンス

新築10年目あたりで「有料メンテナンスの案内」が来て、そこでシロアリ防除がセットになっている(または強く勧められる)パターンはよくあります。

これ、全部が悪いわけではなくて、保証を延長する条件として防蟻が組み込まれていることもあるので、まずは「やる・やらない」より先に、条件の整理が大事です。

  • 防蟻をやらないと、どの保証がどう変わるのか
  • 指定業者でないと保証が続かないのか
  • 金額が“相場より高い”のか、“保証込みで妥当”なのか

私なら、ハウスメーカー(または管理会社)の提案を一回受け止めつつ、同じ条件で外部業者の見積もりも取って比較します。保証が絡むと単純比較できないので、そこだけは丁寧に見たほうがいいですね。

5年保証と10年保証の違い

保証年数の違いは、安心感としては大きいです。でも本当に大事なのは「何が起きたら、誰が、どこまで負担するか」です。

5年保証は、施工後の一定期間に再発した場合に無料で再施工などが付くタイプが多い印象です。10年保証は、途中の点検・再施工・更新条件がセットになりやすく、“長いけど条件も増える”ことが多いです。

項目 5年保証 10年保証
見た目の安心感 標準的 大きい
条件のわかりやすさ 比較的シンプル 点検・更新条件が増えやすい
費用の見え方 1回分で見える 途中費用が発生する設計もある

「10年保証だから得」とは限らないし、「5年保証だから損」とも限りません。家の状況、シロアリリスク、予算の考え方で合う形が変わるので、契約前に条件を紙で残して比較するのがおすすめです。

シロアリ予防費用を10年で後悔しない判断まとめ

最後に、私なりの結論をまとめます。シロアリ予防費用を10年で考えるなら、ポイントは「安いかどうか」より納得して続けられる設計かです。

後悔しにくい判断のコツ

  • 坪単価だけでなく、施工面積の基準(1階床面積か)を確認する
  • 5年ごとが目安になりやすい前提で、10年の総額をざっくり見積もる
  • 10年保証は“条件付き”になりやすいので、点検・再施工・対象範囲を確認する
  • 無料点検は「写真で説明してくれるか」を重視する

シロアリは、気づきにくい場所で進むのがやっかいです。だからこそ、正確な情報は各社の公式サイトをご確認ください。不安が強い場合や、家の状態(床下の湿気・雨漏り跡など)が気になる場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください

ちなみに、当サイト内でもシロアリのサインや対処について掘り下げています。気になる方はあわせてどうぞ。

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