
こんにちは。家庭の害虫対策ラボ 運営者のKuniです。
シロアリが土の中にいるかも…と思うと、けっこう落ち着かないですよね。庭で白っぽい虫を見た、基礎の近くに土の筋みたいなものがある、土が固まった塊が落ちていた。こういう時って「これ、もう家に入ってる?」って不安になります。
このページでは、シロアリが土の中でどう動くのか、蟻道や泥の塊のようなサインの見方、そして土の中のシロアリ駆除を考えるときの現実的な手順を、なるべくやさしくまとめます。あわせて、土壌処理剤の選び方や、培養土からの持ち込みリスク、庭で見つけたときの初動も整理します。
なお、薬剤の使用や工事の判断はご家庭の状況で変わります。最終的な判断は専門家にご相談ください。また、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
ポイント
- 土の中にいるシロアリのサインと見分け方
- 地中の巣のイメージと探し方のコツ
- 土の中のシロアリ駆除の進め方と注意点
- 土壌処理剤や予防の考え方
シロアリが土の中にいるサインと原因
まずは「本当にシロアリっぽいのか?」を冷静に見分けるパートです。土の塊や筋、羽アリの有無など、家の周りで出やすいサインを整理しつつ、巣(コロニー)が地中にある前提での考え方もまとめます。
シロアリ土の塊を見つけた時の判断
土の塊がポロッと落ちていると、まず疑いたくなるのが蟻道(ぎどう)の崩れた破片です。シロアリは乾燥と光が苦手なので、移動するときに土や排せつ物、木くずなどを固めてトンネル状の通り道を作ります。これが割れて落ちると「土の塊」っぽく見えることがあります。
ただ、土の塊=即シロアリ確定ではないです。庭だとミミズのフン塚、アリの巣の周辺の土、雨で固まった泥、モグラや小動物が掘り返した土など、似たものはいくらでもあります。ここで焦って「とりあえず薬剤!」に走ると、必要のない散布をしてしまう可能性もあるので、私はいったん落ち着いて状況証拠を積み上げる派です。
土の塊を見つけたら、まず「場所」を見る
いちばん最初に見るべきは、塊そのものの質感よりも落ちている場所です。シロアリの蟻道由来の塊は、出現場所に偏りが出やすいんですよね。例えば、基礎の立ち上がり、束石、配管まわり、玄関ポーチの際、勝手口付近、ウッドデッキの付け根など「土→建物」の接点に寄って出ることが多い印象です。
私が見るチェックポイント
- 塊が「壁・基礎・束石・配管」の近くに偏っていないか
- 同じ場所に、筋状の土(蟻道っぽい線)が続いていないか
- 塊を崩した断面が、ただの土というより「層っぽい・繊維っぽい」感じか
もし塊が「基礎に沿って連続している」「床下の換気口付近にある」みたいな位置なら、シロアリの可能性は上がります。逆に、花壇のど真ん中で単発なら、他の原因も十分ありえます。
次に「壊し方」を間違えない
ここ、地味だけど大事です。確認のために壊すのはOKなんですが、私は一気に全部バキバキ壊さないようにしています。理由は2つあります。
- シロアリだった場合:蟻道を壊すことで一時的にルートが途切れ、別ルートに切り替えられてしまうことがある(=追跡しづらくなる)
- シロアリじゃない場合:壊した結果「なんか虫がいた」だけで混乱し、誤判定しやすい
なので、壊すとしても「端っこを少し」「断面が見える程度」に留めて、写真を残す方が後で判断しやすいです。
土の塊とセットで出やすい“周辺サイン”
土の塊だけだと判断がブレるので、私はセットで周囲を見ます。具体的には、次のようなものですね。
- 蟻道っぽい筋:基礎や束石に沿う、途中で分岐する、一定の太さで続く
- 羽アリの痕跡:羽が大量に落ちている、窓枠や玄関灯の近くに集まる
- 湿り気のポイント:雨どいの落ち口、散水の当たり、給湯器まわり、室外機の排水、落ち葉だまり
- 木材の近さ:枕木・端材・段ボール・植木鉢の木製台など(特に地面に直置き)
豆知識
「家の外周」って、見た目がきれいでも意外と湿っている場所が残ります。例えば、北側の犬走り、日陰の物置裏、室外機のドレン水が落ちる場所など。シロアリは“ちょい湿り”が好きなので、こういう場所に偏りが出がちです。
判断に迷う人向け:簡易チェック表
| 状況 | シロアリ疑い | 私ならどう動くか |
|---|---|---|
| 土の塊が単発で花壇の中央 | 低め | 写真→周辺の湿り確認→経過観察 |
| 基礎沿いに土の塊+筋がある | 高め | 写真→蟻道の走りを追う→早めに相談検討 |
| 束石・配管まわりに土が盛られている | 高め | 床下含めて確認(無理なら業者) |
| 雨どい下・常に濡れる場所で塊 | 中 | まず湿り改善→同時に蟻道チェック |
ここまでやってもグレーなら、私は「白黒つける行動」に寄せます。つまり、床下まで絡みそうなら相談、庭の局所っぽいなら環境改善+記録、ですね。繰り返しになりますが、薬剤の使用や工事の判断はご家庭の状況で変わります。最終的な判断は専門家にご相談ください。
シロアリ巣土の特徴と見分け方
「シロアリの巣=土の山」みたいにイメージしがちですが、実際は土の中のどこかにコロニーがあって、そこから蟻道で行き来するイメージが近いかなと思います。つまり、庭で見えるのは巣そのものより通り道(蟻道)や活動の痕跡の方が多いです。
ここでややこしいのが、「土の中で生活している虫」はシロアリ以外にも多いことです。だから私は、巣っぽいものを見つけたときは“形”だけで決めないようにしています。
シロアリ巣土が疑わしいパターン
シロアリ巣土っぽいものの特徴としては、乾いた土の塊というより、少ししっとり感が残る・崩すと中が空洞っぽい・割った中から小さい個体が出てくる、などがあります(ただし、むやみに壊すのは後述のとおり注意です)。
また、「巣がここにある!」と断定できるケースは多くないのですが、私が強く疑うのは、次のような状況です。
- 朽ち木(切り株・枕木・古い杭)の周辺に、土っぽい壁が増えている
- 土の塊が同じライン上に点々と出ている(=蟻道の存在を匂わせる)
- 基礎の内外で、土の筋が“上に向かって”伸びている
注意
蟻道や疑わしい塊を勢いで壊しすぎると、シロアリが別ルートに散ったり、状況が読みにくくなることがあります。確認は「最小限」にして、写真を残すのがおすすめです。
「アリの巣」や「土の生き物」との違いを押さえる
シロアリとアリの一番の違いは、いろいろ言われますが、家庭目線だと「行動の痕跡」が分かりやすいと思っています。アリは地表でも活動しますが、シロアリは乾燥と光を避けて隠れて動きたいので、蟻道を作る方向に寄りやすいです。
さらにややこしいのが、「土の中の白い虫=シロアリ」と思ってしまうパターン。実際は、白い虫でもトビムシや別の幼虫だったりします。だから私は、虫を見つけた時は、数秒でいいので動き方を見ます。
- 素早くピョンピョン跳ねる→トビムシ系の可能性
- 光に当てると散る、隙間へ潜る→シロアリも含めて要注意(ただし他もいる)
- 同じ場所に蟻道っぽい土の筋がある→シロアリ可能性が上がる
「巣の場所」を当てるより「通り道」を読む
シロアリの巣をピンポイントで探し当てようとすると、かなり沼ります。私も以前、庭のどこかにいるはず…と考えすぎて疲れたことがあります。現実的には、巣の場所を当てるより通り道の入口(家への侵入ルート)を見つけるほうが、被害予防として意味があります。
例えば、基礎のひび、配管の貫通部、犬走りの隙間、玄関ポーチの取り合いなど。こういう「隙間+湿り」があると、シロアリは賢く使います。
私のスタンス
巣を探すより、家に近い“条件(湿気+木材+隙間)”を減らす。これが一番、家庭で再現性が高いと思っています。
内部リンク(補足)
「家の周りに木材があると不安」という方は、切り株がリスクになりやすい理由と対策を別記事で詳しくまとめています。
シロアリ巣地中深さはどれくらいか
シロアリ巣地中深さは、正直「ここ!」と決め打ちできないです。土質や湿り気、餌の位置、建物との関係で変わります。一般論としては、地中の比較的浅いところから深いところまで、条件が合えば広く活動します。
ここは検索でもよく見かける疑問で、「地中何cm?」「何m?」みたいに数値が欲しくなる気持ち、すごく分かります。ただ、家庭の対策としては、深さを当てても掘れない・見えない・確認できないことが多いので、私は別の見方をします。
深さより大事なのは「巣の条件」を理解すること
シロアリが地中に巣を作るとき、ざっくり必要なのは、次の3つだと思っています。
- 水分:乾燥が苦手なので、湿った環境は有利
- 餌:木材(家の構造材、枕木、切り株、放置木材など)
- 安全な移動経路:光や風を避けるための土中・蟻道
つまり、深さが何mかより、「その場所がこの条件を満たしているか」を見たほうが、現実の対策に繋がります。
家に近いほど“深さ問題”は意味が薄くなる
例えば、家の基礎の近くに木片や段ボール、枕木があって、しかも濡れっぱなしになっているとします。この場合、巣の深さがどうであれ、シロアリにとっては餌場が近すぎるので、侵入ルートができやすいです。
私が家庭目線で押さえておきたいのは、深さを当てるよりも地中に巣がある前提で、家に近い侵入ルートを潰すという考え方です。とくに、基礎まわり・配管貫通部・土が接している木材(ウッドデッキ、枕木、放置木材)があると、距離が一気に縮みます。
「どこを見ればいいか」を具体化する
深さの代わりに、私は次のような「チェック地点」を作って見ています。
- 基礎の立ち上がり:蟻道がつきやすい
- 配管の貫通部:隙間ができやすい
- 犬走り・玄関ポーチの取り合い:コンクリートの“つなぎ目”が狙われやすい
- 雨どいの排水付近:湿りが固定化しやすい
- 木材が置かれている場所:切り株、枕木、端材、木製花壇など
数値で断定しない理由(安全のため)
「深さはこれくらい」と断定できないのは、逃げではなく安全のためです。深さを断定すると、「じゃあそこを掘ればいい」となりがちですが、実際は掘削で配管を傷つけたり、別の湿気問題を作ったりと、別トラブルに繋がることがあります。
「どれくらい深い?」が気になるのは当然なんですが、深さの推測で時間を使うより、家に近い“湿り気+木材”の条件を減らすほうが被害予防としては効きやすいです。
シロアリの巣画像で確認するポイント
検索でシロアリの巣画像を見ると、いろんな写真が出てきます。ただ、写真はインパクトが強い反面、「うちもこれだ!」と早合点しやすいのが落とし穴です。
私自身、画像を見すぎて逆に混乱したことがあります。なぜかというと、写真は「その家の条件(湿気・構造・環境)」が写っていないことが多いからです。なので、画像はあくまで参考にして、最終的には自宅の状況と照らし合わせるのが大事かなと思います。
画像で見るべきは「巣」より「蟻道」
画像を見るときは、巣そのものより蟻道の出方に注目すると判断しやすいです。例えば、基礎や束石に沿って土の線が伸びている、段差やクラック(ひび)を使って上に上がっている、など。逆に、土の粒がパラパラ落ちるだけで線が続かないなら、別要因のこともあります。
よくある誤解:写真の「土の塊=巣」ではない
画像に出てくる“土の塊”は、巣ではなく蟻道の一部だったり、壁内で作られた通路だったりします。なので、「塊がある=巣がそこ」という読み方は危険です。実際は、巣と餌場が離れていて、蟻道でつながっているケースもあります。
豆知識
写真を撮るなら「全体(場所がわかる)→寄り(質感がわかる)→定規やコインでサイズ感」の順で残すと、相談するときに話が早いです。
自宅写真を撮るときの「おすすめアングル」
検索画像より、自宅の写真の方が100倍価値があります。私は、次の3点セットを推します。
- 引き:基礎・配管・木材など「どこで起きているか」が分かる
- 寄り:土の質感、穴の有無、筋の太さが分かる
- スケール:定規、硬貨、ペンなどで「太さ・大きさ」を残す
この3点があると、業者に相談するときも、家族に説明するときも、話がズレにくいです。
「シロアリは衛生害虫ではない」けど、放置は別問題
ここも大事なので、いったん整理します。シロアリは噛まれるとか感染症とか、そういうタイプの不安で語られがちですが、公的な解説では「感染症の媒介や健康被害をもたらす衛生害虫ではない」という位置づけで説明されています。
その一方で、シロアリは木材を食害する経済害虫なので、放置すると家の価値や安全性に関わることがある、という意味で厄介です。
この点の一次情報として、東京都保健医療局の解説が分かりやすいです。
庭にシロアリがいたら最初にやること
庭にシロアリがいたら、いきなり全部を薬でどうにかしようとするより、まず被害が家側に及んでいないかの確認が優先です。庭木や枕木、放置した木材にいるケースも多いので、そこだけに意識が向くと、家のサインを見落としがちです。
ここは行動が迷いやすいので、私は「今日やること」「今週やること」「やっちゃダメ」を分けて考えています。
今日やること(応急)
私が「まずやる」順番はこんな感じです。
- 現場の写真を撮る(場所が分かる引き+アップ)
- 基礎の立ち上がり・束石・配管まわりに蟻道がないか目視
- 濡れっぱなしになっている場所(散水・雨どい・水たまり・落ち葉だまり)を探す
- 家の周りの木材(枕木・ウッドデッキ・端材・段ボール放置)を片付ける
ポイントは、捕まえて駆除するよりも「状況を固定化して記録する」ことです。シロアリは見えないところに引っ込むので、見失うと判断が遅れます。逆に、写真があれば相談が一気に進みます。
今週やること(原因つぶし)
庭に出た時点で、シロアリにとって居心地のいい条件が揃っている可能性があるので、私は原因側も潰します。
- 雨どいの排水が土に直撃していないか(延長や受けを検討)
- 落ち葉だまり・枯れ枝だまりを掃除する(湿気の温床になりやすい)
- 植木鉢の下が常に湿っていないか(レンガ等で浮かせる)
- 木材の直置きをやめる(最低でも地面から離す)
庭での「餌」を減らすコツ
シロアリって、いきなり家の柱から…というより、まず「楽な餌(湿った木)」に寄る印象があります。だから、枕木・切り株・端材・木製花壇あたりは、できる範囲で整理すると安心感が上がります。
やっちゃダメ(不安が増える行動)
- よく分からないまま、広範囲に薬剤を撒く
- 蟻道らしきものを徹底的に壊して回る
- 家の周りの木材を、シロアリが付いたまま別の場所へ移動する
この段階で「床下が怪しい」「室内側の木部が柔らかいかも」みたいな不安があるなら、無理せず早めに業者や専門家へ相談したほうが結果的に安心です。最終的な判断は専門家にご相談ください。
シロアリが土の中にいる時の対処と予防
ここからは、対処と予防の現実的な話です。DIYでできる範囲・やらない方がいい範囲、土壌処理剤の考え方、持ち込みリスク(培養土)などを整理して、最後に「結局どう動けばいいか」をまとめます。
土の中のシロアリ駆除で失敗しない流れ
土の中のシロアリ駆除は、表面に見えている個体だけを退治しても終わらないことが多いです。理由はシンプルで、本体(コロニー)が別にあるから。だからこそ「流れ」を外さないのが大事です。
ここでは、私が家庭目線で「失敗しにくい順番」をできるだけ具体的に書きます。もちろん家の構造や被害状況で変わるので、あくまで参考として読んでください。正確な施工基準や薬剤の扱いは、公式情報や専門家の判断に従うのが安心です。
1) まずは被害範囲の把握
庭だけなのか、家の基礎周り・床下まで疑いがあるのかで、選ぶ手段が変わります。見える範囲でいいので、蟻道の起点と方向、湿っている場所、木材との接触をチェックします。
この段階で私が意識するのは、「今いる場所」より「どこから来てるか」です。たとえば基礎に蟻道があるなら、基礎の上に向かっているのか、横に伸びているのかで、次に見るポイントが変わります。
2) DIYでやるなら“限定戦”にする
DIYでできるのは、基本的に「環境を変える(湿気と餌を減らす)」と「軽微なケースの補助」くらいだと思っています。蟻道の奥や床下まで絡むと、薬剤の扱い・散布量・入り方が難しくなって、逆に不安が増えやすいです。
大事な注意
薬剤は製品ごとに使い方が違います。ラベルやSDS(安全データシート)を確認し、用法・用量を守ってください。子どもやペットがいる家庭は特に慎重に。少しでも不安があるなら、最終的な判断は専門家にご相談ください。
3) プロに任せる判断を早めにする
床がブカブカする、羽アリが室内で出た、基礎に沿って蟻道が伸びている、こういう場合は「見える範囲だけ」では済まない可能性が高いです。時間が経つほど被害が進むことがあるので、早めに相談するのが結果的に安いこともあります。
「何を頼めばいいか」まで言語化しておく
業者に相談するときにモヤっとしやすいのが、「結局、何をお願いすればいいの?」問題です。私は以下を伝えると、話が噛み合いやすいと思っています。
- どこで見つけたか(場所)
- 何を見つけたか(土の塊、筋、羽アリ、木の柔らかさなど)
- いつからか(気づいた日、雨の後などの状況)
- 家の情報(築年数、床下点検口の有無、過去の雨漏り・水漏れ)
施工や安全の“基準”は一次情報で押さえる
ここは記事の中でも重要なので、一次情報を1本だけ置きます。土壌処理などの施工の考え方や、どこを対象にするか、安全や環境汚染への配慮など、まとまって書かれています。
(出典:公益社団法人 日本しろあり対策協会「防除施工標準仕様書」)
私は専門家ではないので細かい仕様をここで断定しませんが、こういう一次情報の存在を知っておくと、「説明がしっかりした業者かどうか」を見極める材料にもなります。
シロアリ土壌処理剤おすすめの選び方
「シロアリ土壌処理剤おすすめ」と検索すると、商品名がずらっと出てきます。でも、私の感覚だと「これ一択!」より、自分の状況に合う選び方が大事です。
土壌処理剤は、うまくハマると心強い一方で、使い方を間違えると「効いてる気がしない」「不安が増える」「余計な場所に撒いてしまった」になりがちです。なので私は、いきなり商品名ではなく、選ぶ前に条件整理から入ります。
選ぶときの軸
- 用途が合っているか:土壌処理向けか、木部向けか(用途違いは危険)
- 屋外向きか:雨で流れる場所に使っていい設計か
- 施工場所に入れるか:床下に入れないなら、無理に床下前提のものを買っても使い切れない
- 安全面の説明が明確か:ラベル・説明書・SDSが見られるか
私が「おすすめ」を軽々しく言い切らない理由
土壌処理剤って、検索では“おすすめランキング”が出がちなんですが、家庭の現場だと条件がバラバラです。例えば、同じ庭でも、日当たり、土質、雨水の流れ、基礎の種類、点検口の有無で、難易度が変わります。
だから私は、商品名を推すより、失敗しにくい判断軸を渡すほうが親切かなと思っています。
私の結論(家庭目線)
土壌処理剤は「状況が限定できるとき」にだけ検討が安心です。家の周り全体に何となく撒く、はおすすめしません。理由は、効かせたい場所に届いていないことが多いのと、安全管理が難しくなるからです。
家庭でありがちな「土壌処理の失敗パターン」
- 撒いた場所がズレていて、侵入ルートに届いていない
- 雨で流れてしまい、効果が期待しづらい環境になっている
- 匂いや刺激が気になり、途中で中断してしまう
- 「撒いたから大丈夫」と思って、湿気や木材放置を放置してしまう
なので私は、土壌処理剤を検討するときほど、まずは「湿気と餌」を見直します。土壌処理は、それでも不安が残るときの“次のカード”という位置づけです。
そして繰り返しになりますが、正確な情報は公式サイトをご確認ください。迷うなら、施工経験のある専門家に相談するのがいちばん確実です。最終的な判断は専門家にご相談ください。
培養土シロアリの持ち込みリスク
培養土シロアリって、地味に気になりますよね。結論としては「可能性ゼロではないけど、過剰に怖がりすぎなくていい」くらいの温度感です。培養土から出てくる“白い虫”は、シロアリではなく別の土壌生物(トビムシなど)なこともよくあります。
ただ、ここで油断しすぎるのも違っていて、「培養土そのもの」というより、培養土のまわりに発生する湿気・木片・放置の条件が揃うと、虫の温床になりやすいのは確かです。要するに、培養土は“きっかけ”になり得る、という話ですね。
持ち込みリスクが上がりやすい状況
私が警戒するのは、だいたい次のパターンです。
- 培養土の袋を屋外で長期間、湿った地面に直置き
- 開封した培養土を、口を縛らずに放置
- 培養土に木片が多く、しかも湿っている
- 家の基礎際やウッドデッキ下など、暗くて湿りやすい場所に置く
こういう条件が重なると、シロアリに限らず虫が住み着きやすくなります。なので私は「持ち込みをゼロにする」より、「住みにくくする」発想で対策しています。
私がやっている現実的な予防
- 培養土は買ったらなるべく早く使い切る
- 開封後は密閉して、湿った地面に直置きしない
- 家の基礎際に土袋や木材を置きっぱなしにしない
- 植木鉢の下はレンガなどで浮かせて風を通す
もし白い虫が出たら
まずは慌てず、写真を撮って「動き」「体の形」「触角」「くびれ」を見ます。シロアリは“アリ”とは違う特徴があるので、見分けのヒントになります。
「白い虫=シロアリ」と決めつけないコツ
判断のコツは、「虫の見た目」だけでなく、「周辺に蟻道っぽいものがあるか」をセットで見ることです。培養土の中の虫だけで焦ると、必要のない対策に走りがちです。
逆に、培養土の近くで基礎沿いに土の筋が伸びている、木材に沿って土が付いている、などのサインがあれば、そこで初めてシロアリ可能性が上がります。
迷う場合は、正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
専門業者に相談すべき目安
私が「これは相談したほうがいい」と思うラインは、次のどれかに当てはまるときです。
- 基礎や束石に沿って蟻道らしき筋がある
- 室内で羽アリを見た、または落ちた羽がまとまっている
- 床が沈む・きしむ・木部を押すと柔らかいなど、建物側の違和感がある
- 自分で薬剤を扱うのが不安(子ども・ペット・妊娠中など事情がある)
ここで大事なのは、「相談=即契約」じゃないことです。私は、相談はあくまで状況把握と選択肢の整理だと思っています。むしろ、早めに相談した方が「軽い対処で済むのか」「本格的に必要か」を切り分けやすいです。
相談前に準備しておくと強いもの
- 写真(引き・寄り・スケール)
- 築年数と、過去の雨漏り・水漏れの有無
- 床下点検口があるか(どこにあるか)
- 庭の木材(切り株・枕木・端材)の有無
見積もりでチェックしたい質問(テンプレ)
業者選びは難しいので、いきなり契約ではなく、まずは調査・見積もりで「説明がわかりやすいか」「不安を煽りすぎないか」「施工範囲が具体的か」を見たほうが安心です。私は、次の質問を投げると判断しやすいと思います。
| 質問 | 意図 |
|---|---|
| どのサインを根拠に、シロアリと判断しましたか? | 不安を煽るだけの説明を避ける |
| 施工範囲はどこで、なぜそこが必要ですか? | 「一式」見積もりの中身を確認する |
| 薬剤の種類と安全面の説明資料(SDS等)は見られますか? | 安全配慮の姿勢を見る |
| 再発時の対応や保証条件はどうなりますか? | 後のトラブルを避ける |
内部リンク(補足)
壁の穴や木部の違和感がある場合は、シロアリ被害の進行度が上がっている可能性もあるので、別記事も参考になります。
最後にもう一度。薬剤や工事は家計にも健康にも関わるので、慎重に。最終的な判断は専門家にご相談ください。
まとめ:シロアリが土の中にいる不安を解消する手順
最後に、シロアリが土の中にいるかも…と感じたときの動き方を、ギュッとまとめます。
ここまで読んで、「結局、私は今なにをすれば?」となると思うので、私の中での“優先順位”をそのまま書きます。ポイントは、不安を減らす行動と被害を止める行動を両立させることです。
シロアリが土の中にいるかもと思ったら
- まず写真を撮って、場所とサイズ感を残す
- 基礎・束石・配管まわりの蟻道を目視でチェック
- 湿気と餌(放置木材・段ボール・落ち葉だまり)を減らす
- 床下や建物側のサインがあれば早めに相談する
私が「安心のために」追加するならこの3つ
- 記録:写真+メモ(いつ、どこで、何を見たか)
- 湿気の固定化を潰す:雨どい・散水・室外機排水・落ち葉だまり
- 木材の直置きをやめる:庭の端材・枕木・切り株の整理
土の中は見えないぶん不安になりやすいですが、手順を踏めば状況は整理できます。薬剤を使うにしても使わないにしても、正確な情報は公式サイトをご確認ください。そして不安が強いときは、最終的な判断は専門家にご相談ください。